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ハンターxハンターの考察とか

ハンターxハンター中心に,その他漫画の話.映画なんかもやるかも

351話から356話まででクロロが何をしたかを357話も踏まえて考える


・クロロが言ったことはすべて本当
ヒソカの判断も(最終的には)正確
・クロロ一人ですべてを行った
・戦闘開始前に、観客席に人形を潜伏させておいたなどの、事前準備はなし
という前提で語る。

クロロが使った能力一覧

転校生(コンバート・ハンズ)みたいな日本語名(カタカナの英語名)という
能力の表記は、統一せず気に入ってる方、しっくりくる方をで表記してるのを
ご容赦ください。

クロロ自身の能力は
・盗賊の極意(スキルハンター)
栞のテーマ(ダブルフェイス)
があり、
①右手で本を開きながら、(左手で)1つの能力を使う
②栞を固定して本を閉じ、両手フリーの状態で、1つの能力を使う
③栞を固定して、さらに別のページを開き、さらに右手で本を持ちながら、2
つの能力を使う(併用)
の③通りの使い方ができる。
右手がフリーかどうか、は非常に重要で、後述する能力は、右手に本がある状
態で、完全に使えるか、機能を制限して使えるか、全く使えないかと特性が異
なるので注意が必要である。


次に、クロロが説明した能力を見ていこう。

・携帯する他人の運命(ブラックボイス)
神の左手悪魔の右手ギャラリーフェイク
・番いの破壊者(サンアンドムーン)
人間の証明(オーダースタンプ)
・転校生(コンバートハンズ)
これらの、左手、両手、併用の3パターンで使用可能の有無や機能が変わった
りする。
5つの能力と右手、両手、併用の3パータン、その組み合わせと手順により、様々
のパターンが出現し、理解するのは非常に厄介。
まず、個別に能力を見ていこう。

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

ブラックボイスは、実物の携帯、アンテナを使ってアンテナを刺した人間操作
する能力で、左手のみでもフル機能を発揮できる。
操作できるのは、最大二人、(おそらくアンテナも2本)。

神の左手悪魔の右手ギャラリーフェイク

これは、唯一、両手のみでしか使えない能力で左手で触った物体を右手にコピー
する。
人をコピーする場合、内部まできっちり再現した完全な死体(人形)をコピーする。

番いの破壊者(サンアンドムーン)

これは、流星街の長老から盗んだ能力で、人間/人形に対し左手でプラス、右
手でマイナスの刻印を押し、互いに触れ合うと爆発する。
刻印は、一瞬でおせるが、最大の威力を出すには3〜5秒必要。

死後の念の効果により、一度押された刻印は、消えない。つまり、本を閉じて
も残り続ける。
爆発をすれば消える模様(352話、クロロ「本を閉じようが消そうが関係なく
爆発するまでそのまままだ」)。


これは右手に本がある状態でも、プラスの刻印は可能で、マイナスの刻印を用
意すれば爆発可能。

人間の証明(オーダースタンプ)

オーダースタンプは、具現化したスタンプで(ベンツのエンブレムみたいな)
印を押した人形を操作する能力。
ブラックボイスは、1,2人の「人間」を操作する能力に対し、操作可能な「人
形」の数は多いが複雑な命令は与えられない。
頭と胴体を外すと止まり、スタンプも消える。
作中では、ギャラリーフェイクで観客をコピーした人形にスタンプを押して使っ
ている、すべて人形の額に押しているようだ。
ブラックボイスと同様に左手のみでもフル機能を発揮できる。

転校生(コンバートハンズ)

右手で触れると、相手が自分の姿に、左手で触れると、自分が相手の姿になり、
両手で相手に触れれば、姿が入れ替わる。
左手のみでも、使用可能で、自分が触った人間の姿になり、潜伏時には有用だ
ろう。
入れ替わっても、能力者(クロロ)の手のひらには矢印のマークが残り、それ
で見分ける。



番いの破壊者(サンアンドムーン)と他の能力の組み合わせ

サンアンドムーンは死後の念の効果により、一度刻印を押すと、
ギャラリーフェイクとの組み合わせ、消えない。
オーダースタンプとの組み合わせ、消える。
354話でヒソカが2択を迫ったとき、刻印が消えたので、刻印は消える。
最初の30体の人形に、刻印があったのは上記で証明。
おそらく、ギャラリーフェイクでコピーした人形は爆弾自体のため、消えない
が、オーダースタンプはそうじゃないので消える。

ギャラリーフェイクとオーダースタンプの組み合わせ

コピー元の人間の記憶をある程度引き継ぐようだ。
ヒソカを壊せ」という命令が成立した理由を、ヒソカ
「天空闘技場ならば、観客全員が僕のことを知っているからな・・・」
と分析していることからわかる。

クロロが操作する人形/人間の種類

上記の能力の組み合わせで、性質の異なる様々な、操作される人形/人間が実
現できる。
理解しやすいように、それぞれに名前をつけつつ、詳細を述べよう

ノーマル人形

ギャラリーフェイクに栞を固定して本を閉じる→人形を製造→左手でオーダースタンプ
もっとも、簡単に製造できる人形。大した戦闘力はないし、本を閉じたり、栞
を移せば消える。
ヒソカが刻印人形に気づくまでのブラフとしてのみ活躍し、実際には登場して
いない様子。
刻印人形の2倍のスピードで製造可能。

刻印人形

ギャラリーフェイクに栞を固定して本を閉じる→人形製造→左手でサンアンド
ムーンを発動→人形にプラスの刻印を押す(一瞬)→(両方の能力解除可能)
→オーダースタンプで操作

おそらくこの戦いで最も登場したであろう人形で、200体以上(初めの30体、
後から一気に来た200体)登場している。

ノーマル人形に刻印を押すことで、
1.ギャラリーフェイクを解除可能
2.マイナスの刻印を用意すれば、爆発可能
という能力を獲得した。
ヒソカによると
ギャラリーフェイクに栞を固定して本を閉じる→人形製造×N回→左手でサンアンド
ムーンを発動→N個の人形にプラスの刻印(一瞬)を押す→(両方の能力解除
可能)→N個の人形にオーダースタンプ
という、栞の移動を省略し効率化したパターンで、1体で1,2秒で製造可能、こ
の場合、刻印はギャラリーフェイクを解除可能にする役割が大きい。
マイナスの刻印を用意する必要がある、刻印が一瞬のため爆発の威力は弱いと
いうこともあって、実際爆弾としては使われていない模様。

刻印人形に、最大威力のサンアンドムーン上書きし、強力な爆弾にすることもできる(下記、他爆人形)。

作中では、スタンプを押してない刻印人形を、「待機している人形(コピー)」と呼び、
スタンプを押した刻印人形を、「人形」、357話では「壊す命令を受けていた
人形」と呼んでいる。


他爆人形

刻印人形にあとからサンアンドムーンの左手(プラス)を最大威力で上書きし
たもの。
爆発には、別途マイナスの刻印が必要。
ヒソカの左手を破壊したのは、この人形の頭部。
製作時間はサンアンドムーンだけで、3〜5秒。
胴体が爆発すれば、切り離されてる、頭も爆発する模様。
ヒソカが武器にした生首の胴体を他爆人形にしている。
ヒソカの生首アタックのダメージ回復を図るふりをして刻印人形にサンアンド
ムーンをさらに上書きし他爆人形に仕上げている。

自爆人形

これは、作中で登場したが、製造方法は語られていない。
左右の手のひらに、プラス、マイナスの刻印を押した人形で、手を合わすだけ
で自分一人で爆発できる最も強力な人形。
爆発が目的なので、刻印人形のようにサンアンドムーンは一瞬ではなくある程
度の時間は必要だろう。
おそらく手順は、
ギャラリーフェイクに栞を固定して本を閉じる→人形製造→左手でサンアンド
ムーンを発動→人形にプラスの刻印を押す→ギャラリーフェイクを解除しサン
アンドムーンに栞を固定して本を閉じる→マイナスの刻印を押す→(両方の能
力解除可能)→オーダースタンプ
という、かなり複雑な手順、刻印人形の1体で1,2秒に対し、
それ以上の工程&サンアンドムーンの最大火力化(3~5秒)を考えるで、最低
5,6秒は必要か?
作中では、2階付近で爆発し、ヒソカの左手を破壊した7?体、最後の大爆発で、
計数十体は登場した模様。

アンテナ人間

352話で観客席に入ったクロロが、ヒソカを巻くために使用したブラックボイ
スで操作される2体の人間。

起爆人間

アンテナ人間にマイナスの刻印が押されたもの。刻印人間を爆発させることが
できるが、使い捨て。

偽クロロ

クロロの姿をしたアンテナ人間です.
転校生に栞を固定し、本を閉じる→観客をクロロの姿に変える→ブラックボイ
スのページを開き、アンテナを指す→栞に転校生、右手の本にブラックボイス
を維持しながら操作

重要なことは、偽クロロを動かしながら同時に他の能力を使えないんですね。
偽クロロを使って時間稼ぎしつつ、人形を製造するなんてことは不可能です。

クロロの行動

やっと本題、各話でクロロが行ったと思われる行動について述べます。

351話、能力の説明。
352話、能力の説明後、観客席に乱入し、瞬時に二人のアンテナ人間を製造、
アンテナ人間でヒソカを妨害しているすきに、潜伏。
353話、倒されたアンテナ人間のアンテナを予めつけておいた釣り糸で回収。
しつつ、30体の刻印人形を作成。
30人の人形でヒソカを襲わせる。
クロロは、栞に、スタンプ、本は開いてサンアンドムーンを開いた状態。
ヒット・アンド・アウェーヒソカを攻撃。
生首アタックを受ける
354話、ヒソカが生首を武器にしたのをみて、その胴体の刻印を最大威力に
(刻印人形→強刻印人形)にする。
ヒソカに、2択を迫られる。現状、クロロは、栞にスタンプ。したがって、ギャ
ラリーフェイク、転校生右手、マイナスの刻印は使えない。
転校生と、ブラックボイスで偽クロロを作る。
偽クロロは、栞に転校生、右手の本はブラックボイスなので、クロロは携帯を
操作しながら移動ぐらいしか出来ない。
偽クロロは逃げるだけで、さすがにすぐ捕まる。クロロのアンテナを見て驚く、
ヒソカ。「まさか、不可能だ。いつ」
というのも、ヒソカの生首が残ってる→栞はギャラリーフェイク→転校生右手
は使えない→偽クロロは作れない
ここでヒソカは、刻印とギャラリーフェイクの組み合わせ(刻印人形)に気づ
く。
(この時点でクロロの全スタンプは解除されているはず、なぜならスタンプは
サンアンドムーンによるプロテクトの範囲外だから)


偽クロロを撃破、アンテナを破壊&転校生の栞を解除するクロロ。
<ここから 下準備> ここのクロロは謎が多いためあえてヒソカ目線
引き続き潜伏するクロロ
刻印人形のからくりに気づいたヒソカ、ノーマル人形より手間がかかるため、
あと、20〜30体だろうとヒソカは見積もる。
サンアンドムーンとギャラリーフェイクの組み合わせでいくらでも、下準備可
能なことに焦る
(スタンプなしの刻印人形、他爆人形、自爆人形を製造したあと、本を閉じて
任意の能力を使用可能、必要になればスタンプを押せばいい)
だが、救急隊員&警備員がくると、待機人形を片付けられるため、クロロは時
間をかけすぎてもだめ、そとそと最大威力の爆弾で来ると予想
<ここまで 下準備>
クロロは、栞でブラックボイス、右手でスタンプを維持。
クロロ、実況のヘッドセットを奪い、人形に一気に指示、200体の人形に襲わ
れるヒソカ
その後、ブラックボイスで起爆人間を操作し、他爆人形に刻印を合わせに行く。
起爆人間は、電話をかける→通話で操作という形態のようだ
タイミングを見計らって、起爆、ヒソカは左手を負傷。
ヒソカは、先刻、クロロが体力回復を図ってるふりをして、刻印人形の胴体を
他爆人形にしたことに気がつく。
刻印人形から逃げるため、壁に避難するヒソカ、数十体程度の自爆人形に「二
階に上がって、ヒソカのそばで自爆しろ」という命令を出す。
2階付近にいたヒソカの近くで7体?の自爆人形が爆発、ヒソカ右足を負傷。
残った左足のガムで天井逃げようとするヒソカに、観客を投げつける。
(右手の本でスタンプを維持)
落下したヒソカに、刻印人形が押し寄せる、ヒソカ死を意識、死後の念を仕込
む。ヒソカを囲む刻印人形、その周りで数十体の自爆人形が爆発。この数は正
確にはわからないが、7体の自爆との爆発規模の差、「二階に上がって、ヒソ
カのそばで自爆しろ」の時に、自爆した7体以外にも多数の人形が2階にいたた
め、自爆人形の総数は30以上はいたのではないかと思われる。


下準備

200体の刻印人形と起爆人間を用意。
十数体の自爆人形もここで用意。

人間を投げつける時、クロロは、右手に本を持っている。このとき維持する必
要がある能力はスタンプのみなので右手は本の可能性が高い。
下準備を終えた段階で、栞に携帯、右手の本がスタンプという状態だろうと推
測される。

手順

一回目の潜伏で作った30体程度の刻印人形(スタンプなし)が存在。

A. (アンテナを刺した)人間にサンアンドムーンのマイナス刻印を押す
→(能力解除可能)

B.(ギャラリーフェイクを栞に固定、本を閉じ170体複製→左手でプラスの刻
印170体→(能力解除可能))

C. 自爆人形十数体製造。

A,B,Cを順不同にやる。

その後

D. 200体にスタンプ
(刻印人形が襲いながら、ブラックボイスをしているので、A,Bより後)

E. マイナス刻印の人間にアンテナさして起爆人間の完成


D→Eだと、栞がスタンプ、右手の本が携帯
E→Dだと 右手の本がスタンプ、栞が携帯

ヒソカに人間を投げつけるシーンで右手に本を持っていたので、E→Dで
右手の本でスタンプを維持していたのが正解手順。
D→Eの方が最終的に両手が使えて、いい気がする。実際、ヒソカに人間を投げ
つける大仕事をする必要があったし、場合によっては格闘もありえた。

最初の30体の正体

この30体の人形は、ノーマル人形か,刻印人形か。

まず、前提として、ヒソカは30体のうちの一つの人形の生首を武器にし、それ
が爆発した。

356話で、ヒソカが気づいたように、体力回復を図ってるように見せかけて、サ
ンアンドムーンのプラスの刻印、最大威力を胴体に施したようだ。
では、この30体の人形は、ノーマル人形で、生首の胴体だけ、クロロが刻印を
押したのだろうか?
実は、これには矛盾がある。ノーマル人形であるので、栞にギャラリーフェイ
ク、右手の本にオーダースタンプという状態を維持しなければいけない。
クロロが刻印を押すには、右手の本をサンアンドムーンに帰る必要があるが、
まわりのスタンプは消えてない。
ということで、この30体の人形は、刻印人形であり、もとこと生首の胴体に刻
印はあったが、威力最大化のために、サンアンドムーンをかけ直したが正解。
つまり、この時点でヒソカは、栞ギャラリーフェイク、右手の本でオーダース
タンプと思い込んでいたが、実際はクロロはスタンプに栞という状態だった。

感想

改めて読み込んでみると、さすがバトルタワーの会員という所でしょうか、観
客は体格がいい人が多いんですね。
これが、人形が強力だった秘密かもしれません。

定性的にみると、スキルハンターと栞のテーマを駆使して、クロロ一人で実現
可能なバトルだったと言えます。
下準備の具体的な長さは明らかになっていませんが、この期間で刻印人形200
体(待機人形30体はスタンプのみでいい)、起爆用のアンテナ人間、自爆人形
数十体を用意するとなると、4分以上ないと難しいかなと思います。

重要なこと、実は一番言いたいこと

定性的にみると、クロロ一人が全てを行うことができたことは述べた通り。
でも、2つの大きな疑問がある。
・下準備の時間は4分以上もあったのか?
・爆発した(刻印が消えた)人形の一部が残留しているように見えるコマがあ

サンアンドムーンは、死後の念の効果により、一度押された刻印は、消えない。
つまり、本を閉じても残り続ける。
刻印は、爆発をすれば消える(352話、クロロ「本を閉じようが消そうが
関係なく爆発するまでそのまままだ」)ので、爆発すれば、人形は消える。
ところが、356話の終盤、爆発したはずの(ストライプのジャッケトを着てい
た)人形の腕が残ってる。
この腕が、本当に人形の腕なら、クロロ一人では不可能な芸当で、「共闘」し
ていた証拠かもしれない。

上記の2点から、実はクロロは、少なくともコルトピと共闘していた可能性が
浮上する。